鹿島という釣り場と幸栄丸
鹿島は関東でも屈指の釣り場で何より魚影の濃さが際立ちます。マダイテンヤや夏のマゴチ、冬のヒラメで鹿島にはよく行くようになりましたが外道も含めてお土産がたっぷりになるのが楽しみです。神奈川、千葉、鹿島と広範囲に釣りに出かけるパパですが、鹿島はサイズもあたりの数も他とは全然違う為、距離はありますが鹿島を選ぶことが多いです。
日頃ほとんどジギングはしませんが、最近の釣果をみているとどこの船も青物が爆超しておりワラサ10本、ブリも混じるなんて珍しくなかったので挑戦したくなっていまいました。
この日は4時集合の青物ジギング船でしたので朝2時過ぎに新宿を出発!さすがにこの時間はガラガラなので新宿から高速道路で1時間半ちょっとで到着します。既に広い駐車場も満車状態・・・やはり鹿島港は年中混雑していますね。幸栄丸さんは鹿島港でも非常に人気の釣船で4時から受付に行列ができます。優しい船長と設備が整った比較的きれいな船を考えると人気のわけですね。ガチ勢が多めの鹿島船ですが初心者でも優しく教えてくれます。
受付を済ませ船に乗り込むと「こんな荒れるひにくるなんてもの好きしかいないねえ」と常連さんに声をかけられてなんだか嫌な予感が・・・天気予報は小雨だったのですが、最近は快晴より釣果が良いことも多かったのでタフコンディションを覚悟で。
波がそこまで高いわけではなかったですが雨は結構降っていました。先日のイサキ船で雨に打たれた反省を生かし、前日にレインスーツを新調。面白いように水が玉になり滑り落ちていきさすがシマノクオリティ!となりました。
釣果はいかに。ブリ未満イナダ以上の存在がワラサ
前日Youtubeで鹿島のジギングは高速巻き10秒に止め2秒と勉強していたので早速実践。180gのジグパラを着底させて高速で10秒そして止めた瞬間にズシンと重みが・・・。一投目で70cmほどの立派なワラサが釣れてしまいました。横とお祭りしないか必死で巻いたため、あまり楽しむ余裕もなく上げてしまったため、次は余裕をもってキャッチすると誓いました。
その後船で1流し1匹のポツポツペースが続き少し波が高くなってきて反応が探せないとなり9時頃の終了!なんと初めの1匹だけで終わってしまいました。安全第一なのでこればっかりは仕方がないですよね。
ジグと船宿の予約
この時期のジグの指定は150~200gです。水深は35~45mほどです。電動ジギングをされている方もいらっしゃいましたね。ヒットジグはシルバー系。周りでもあまり派手カラーを使っている方はおらずシルバー系中心でしたね。タックルは自前のライトジギングが釣り場に合うか分からずとりあえず+1000円でレンタルをしました。
釣割サイトからの前日割で9000円。土日あまり予定を入れないパパの特権ですね。片道高速代くらいは割り引かれるので助かります!船宿に強いこだわりがなく色んな釣りを楽しみたい方は前日割をチェックする習慣をつけましょう!笑
ワラサ料理
ワラサはブリほど油にのっていないですが、その分さっぱり頂けるのでお刺身、ユッケ風にしてみました。そこそこのサイズでしたのでしっかり自宅で水圧をかけて津本式風血抜きを行い3枚おろしに。ここから塩締めという新なテクニックを実践。一手間かけて美味しくなあれと。
塩締めの手順
①柵にしたワラサにしっかりと全体に塩をまぶす
②キッチンペーパーを巻き冷蔵庫で20分ほど放置
③キッチンペーパーを取り、流水で塩をサッと流ししっかりとキッチンペーパーで水気を取る
これだけで画像のように余分な水分がどんどん外に出されて、その際に青物特有の臭みも出されるというわけです。
ユッケはドレッシングをかけますが、魚がさっぱりとした味なので少し濃いめの味をかけても合いますね。
釣ってよし、食べてよしのワラサ数釣りが楽しめるこの時期に皆様も挑戦されてはいかがでしょうか。
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